モノホンデンキについて

モノホンデンキでは、中小企業のCO2排出量において「現状把握〜計画〜実行」までの具体的支援を行っております。

・CO2排出量算定支援
・CDP質問書の回答支援
・SBT登録認証
J−クレジット制度の登録、活用
自社商品のCO2排出量把握、開示、活用
・CO2削減設備の提案
・設備工事
・設備管理
個人様向けサービス(福利厚生にもご利用いただけます。)

CO2削減でお困りの企業様に最適なプランニングをいたします。

国際イニシアティブ(CDP、SBT ほか)求める国際基準のCO2排出量削減に向かい、環境問題に取り組むすべての企業様の支援をご提案いたします。

国際基準に沿うことによる「中小企業のメリット」

国際基準(国際イニシアティブ「CDP、SBT、WMB、TCFD、RE100 など」)に沿った行動は、海外投資家や大企業が基準として定めている行動です。

その背景には、2015年に発表されたパリ協定によるものですが、一言でお伝えすると「地球温暖化を防止する対策」が投資家が求めている原動力となっています。つまり、地球温暖化防止対策に対して、1つ1つの企業がコミットすること。それが、海外投資家や大企業が必死に取り組んでいる社会問題に対しても同時にコミットすることになります。

そのため、中小企業が国際基準に沿った行動を取るということは、多くの投資家たちの基準を満たす行動になり、結果的に、大きな資本を味方につけることになるのです。

市場規模(投資残高)は約3300兆円

E(環境)S(社会)G(企業統治)に対する全体の投資額は、2017年末時点(日本のみ 2018年3月末)で、世界全体のESG投資残高は31兆ドル(約3300兆円)となっています。前回の報告書(2015年末時点)の23兆ドル(約2400兆円)から34%の増加が確認されています。ちなみに、2020年までには35兆ドル(約3800兆円)になると予測されています。

一方、日本のESG投資残高は2.2兆ドル(約230兆円)で、前回の報告書から360%増加しています。

つまり現実として、ESGへの企業の取り組み(コミットや行動)には、世界中が注目しているのです。中小企業は、この世界中が注目している意識の高まりを感じ取れなくては、衰退へと向かってしまいます。そして、ESGへの投資は、今後もさらに加速度を上げて倍増していくことでしょう。

E(環境)S(社会)G(企業統治)への投資残高の投資先について

ESGに対する投資残高ですが、投資手法別に種類があります。さまざまなカテゴリーに分けられ、その投資額はばらばらです。

以下のデータから、投資手法別に投資額が違うことを拝見できると思います。投資額の違いからわかることは、課題毎に重要度が異なるということ。つまり、以下のグラフ内にある「ネガティブ・スクリーニング」に対する重要度は、世界規模で最も重要視されている課題だということです。

◾️図表1:投資手法別の残高

投資手法 概要
ネガティブ・スクリーニング 武器、たばこ、ギャンブル、化石燃料など特定の業界や、関連する企業などを投資対象から除外する手法
ESGインテグレーション 財務情報だけでなく、ESG情報も含めて評価し、投資対象を選定する手法
エンゲージメント(投資家行動) エンゲージメント(対話)や議決権行使を通じて、企業などにESGへの取り組みを促す手法
国際規範スクリーニング 環境や人権など、国際的な規範への対応が不十分な企業などを投資対象から除外する手法
ポジティブ・スクリーニング ESG評価が相対的に高い業界や企業などに投資する手法
サスティナブル・テーマ投資 クリーンエネルギーやグリーンテクノロジー、持続可能な農業など、持続性と特に関連のあるテーマ、資産に対して投資する手法
インパクト/コミュニティ投資 社会的課題や環境問題の解決を狙った投資

注:年数は報告書の公表年であり、数値自体は前年末(日本は前年度末)の数値。
出所:GLOBAL SUSTAINABLE INBESTMENT ALLIANDE “2018 GLOBAL SUSTAINABLE INVESTMENT REVIEW” より

◾️図表2:グリーンボンド等の発行額の推移

出所:Bloomergより

グリーンボンドとは、調達資金のすべてが、新規または既存の適格なグリーンプロジェクト(※気候変動の緩和や気候変動への適応、自然資源の保全、生物多様性の保全、汚染防止および管理などの環境目的に貢献するプロジェクト)の一部または全部の初期投資またはリファイナンスのみに充当され、かつ、グリーンボンド原則の4つの核となる要素に適合している様々な種類の債券。

これらの情報から、E(環境)への取り組みは、世界の投資家たちが最も企業に期待していることだと言えるでしょう。

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